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 2015年3月2日。大阪市福島区海老江に「一向社」の新事務所が完成しました。この地は一向社にとっては創業の地であるため、「移転」というよりは「戻ってきた」と表現する方がしっくりきます。そんな一向社の歴史は古く、1922年(大正11年)にさかのぼります。初代社長である岩田襄が当初は自宅を社屋にして、文化事業としての印刷会社「一向社」を立ち上げました。会社設立に際して「印刷は紙を汚すものにあらず。文化である」とし、信念を以て営業することを会社経営の中心に据えました。当時の会社案内に「文化の使命を完全に果たす業」とあるように、文化の担い手であるという自負は、現在の一向社にも脈々と受け継がれています。

   初代社長は幕末の歴史家・頼山陽を敬慕していたことから彼の漢詩「真実一向有天籟響」から引用して社名としました。その意味は「ひたすらに真実の気持ちを貫いて行うならば、天からの響きに呼応して、行いが正しいものに昇華される」というもの。ロゴマークは初代社長の同郷者である知人がデザインしたもので、90年経った今なお斬新と好評です。

 創業当時の印刷業界は活版印刷が主流であり、一向社でははがき、カタログ、伝票類、ラベル、名刺、小物、年賀状、包装紙などを扱いました。熟練の植字、組版の職人さんや印刷工さんに恵まれ、当時の最先端をいく印刷物を作り上げていました。インキや機械に差す潤滑油のニオイが満ちた工場には印刷予定のトレーシングペーパーが乾燥させるために天井からぶら下げられ、機械が回る音は一日中絶えることなく、活気に満ちた雰囲気だったと言います。

 今や一向社の事業ドメインは印刷にとどまらず、時代の流れに合わせた多様性と、半歩先行く創造性を強みとした創発型アイデア・サービス企業として成長は続けていますが、会社の核と言うべき「志」は創業当時のまま。器はどんどん新しくなろうとも中身は変わることがない、新事務所にも通じるところ。創業の地に戻ってきた一向社には今、初心にかえって頑張る気持ちで満ち溢れています。

「廻船問屋から
 六代二○○年の物語」
著:岩田牧子 株式会社一向社 本体:1,800円+税(Amazon)
90余年に及ぶ一向社の歴史と、一向社に深い関わりのある岩田家のルーツを辿れる1冊「廻船問屋から六代200年の物語」の編集・制作・印刷を行いました。かの松下幸之助と一向社創業社長との交友についても触れた、興味深い内容となっています(手前味噌ですが)ぜひ一読ください。
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Vol.1
 
 
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3月に、創業の地である大阪市福島区海老江に新事務所が完成しました。 初代社長・岩田襄がこの海老江で「一向社」を創業したのは今から90年以上も前のこと。 大正デモクラシーの最中にあった当時と、玉石混合ともいうべき多様な情報が混在する今とでは、時代は大きく様変わりしていますが、 「印刷は文化である」という強い信念のもと、「文化の担い手」として、つねに時代の半歩先行くアイデアと創造力でお客様にご満足いただけるクリエイティブワークを提案してまいります。 今後も一向社にご期待ください。

株式会社一向社
代表取締役 岩田雄仁

 
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 2015年3月2日。大阪市福島区海老江に「一向社」の新事務所が完成しました。この地は一向社にとっては創業の地であるため、 「移転」というよりは「戻ってきた」と表現する方がしっくりきます。そんな一向社の歴史は古く、1922年(大正11年)にさかのぼります。 初代社長である岩田襄が当初は自宅を社屋にして、文化事業としての印刷会社「一向社」を立ち上げました。 会社設立に際して「印刷は紙を汚すものにあらず。文化である」とし、信念を以て営業することを会社経営の中心に据えました。 当時の会社案内に「文化の使命を完全に果たす業」とあるように、文化の担い手であるという自負は、現在の一向社にも脈々と受け継がれています。

 初代社長は幕末の歴史家・頼山陽を敬慕していたことから彼の漢詩「真実一向有天籟響」から引用して社名としました。 その意味は「ひたすらに真実の気持ちを貫いて行うならば、天からの響きに呼応して、行いが正しいものに昇華される」というもの。 ロゴマークは初代社長の同郷者である知人がデザインしたもので、90年経った今なお斬新と好評です。

 創業当時の印刷業界は活版印刷が主流であり、一向社でははがき、カタログ、伝票類、ラベル、名刺、小物、年賀状、 包装紙などを扱いました。熟練の植字、組版の職人さんや印刷工さんに恵まれ、当時の最先端をいく印刷物を作り上げていました。 インキや機械に差す潤滑油のニオイが満ちた工場には印刷予定のトレーシングペーパーが乾燥させるために天井からぶら下げられ、 機械が回る音は一日中絶えることなく、活気に満ちた雰囲気だったと言います。

 今や一向社の事業ドメインは印刷にとどまらず、時代の流れに合わせた多様性と、 半歩先行く創造性を強みとした創発型アイデア・サービス企業として成長は続けていますが、 会社の核と言うべき「志」は創業当時のまま。器はどんどん新しくなろうとも中身は変わることがない、 新事務所にも通じるところ。創業の地に戻ってきた一向社には今、初心にかえって頑張る気持ちで満ち溢れています。

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90 余年に及ぶ一向社の歴史と、一向社に深い関わりのある岩田家のルーツを辿れる1 冊『廻船問屋から六代200 年の物語』の編集・制作・印刷を行いました。 かの松下幸之助と一向社創業社長との交友についても触れた、興味深い内容となっています(手前味噌ですが)。 ぜひご一読ください。

 
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